【木村和久連載】「バックティーから打とう」と誘うのはパワハラです (5ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ともあれ、およそ10年以上前に起きた高反発規制が、アマチュアにとっては大きなダメージとなって、今なお引きずっています。飛ばない分、飛ぶクラブで補っていたのに、それが使えない。プロとアマとの飛距離の差がどんどんついて、飛ばないアマチュアはそのまま置いてきぼりになっているのです。

 もはやアマチュアゴルファーは、「飛ばそうと努力する」よりも、「飛ばないゴルフをどう楽しむか」に、意識を変えていったほうがいい時期にきていると思いますけどね。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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