2016.04.09

マスターズ、首位と3打差の松山英樹。
真価が問われる「残り2日間」

  • 三田村昌鳳●文 text by Mitamura Shoho
  • photo by Getty Images

 ゴルフの"祭典"マスターズ。日本期待の松山英樹(24歳)が、4アンダーでトップに立つジョーダン・スピース(22歳/アメリカ)と、3打差の5位タイ(1アンダー)で決勝ラウンドに向かう。現地のゴルフ番組や特番ニュースでも「マツヤマ」の名前が飛び交っている。

「できれば、最終(18番)ホールをパーで終えて、先にホールアウトした(トップの)ジョーダンと2打差で上がれればいいな、と思っていましたけど。まあ、うまくいかないですね。今日は、昨日(初日)と同様に難しかったですね。グリーンも速く、硬くて。風も昨日より強かったので......。それにしても、(スタート直後に8アンダーまでスコアを伸ばしていた)ジョーダンが崩していたのは、ちょっとびっくりしましたけど」

 初日と同じく1番ホールをボギーでスタートした2日目。松山はショットが思うようにいかずに四苦八苦していた。「(ショットは)7番くらいからちょっとよくなりましたけど......。もう少しかな、と思います」と、必死に修正のイメージを膨らませながら、プレーしていた。

予選ラウンドでは我慢のプレーで5位タイという好位置につけた松山英樹 振り返れば、初日も苦しいラウンドだった。

 その初日の前夜から未明にかけては、春の雷雨が激しく降り続いた。どの選手も練習ラウンドで、オーガスタのグリーンのスピードと傾斜に、自分が慣れて対処できるように心血を注いできた。にもかかわらず、その雷雨でデリケートなオーガスタのコースは、別モノになった。