2016.03.17

【木村和久連載】もはや伝説となった「究極のレッスン」とは? 

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第46回

 これまで、たくさんのプロやレッスンプロにゴルフを教わってきましたが、誰もが非常に個性的でエネルギッシュでした。そうしたみなさんに教わったことは、技術的な素晴らしさ以上に、俄然やる気が出たことが大きかったと思います。

 それら数あるレッスンの中でも、「究極」と思えるものがいくつかありましたので、今回はそれらを紹介していきましょう。

 まずその前に「究極のレッスン」とは何ぞや、といった話から。

 例えば、プロ野球の巨人軍終身名誉監督である長嶋茂雄氏の指導にまつわるエピソードは、まさしく「究極」のヒントと言えます。

 長嶋さんと言えば、毎年キャンプに訪れて、選手を指導するのは恒例行事となっています。その中で、長嶋さんにあることをされたら”伸びる”という伝説があります。それは、長嶋さんに”触られた”選手です。

 長嶋さんは熱血指導のあまり、つい選手の肩や肘などに触れてしまうのですが、そうやって接触された選手は「成長する」というのです。いやはや、もはや”神様”といった扱いですよね。

 実はそんな”神様”的な扱いの方が、ゴルフ界にもいます。それは「世界の」青木功プロです。

 2年ほど前、沖縄のカヌチャゴルフコースに行ったとき、ちょうど青木プロがジュニアのレッスンをしていたのですが、オーナーの計らいで、私も間近で見させてもらったんです。それはもう、とにかくすごかったですね。すべてのクラブにカバーがしてあるんだもんって、そこかぁ~、驚くのは!?