【木村和久連載】ゴルフは、ホントに体にいいスポーツなのでしょうか? (3ページ目)
それでも、コンペで優勝すれば、その努力も報われ、心地よい疲労感に酔いしれることができるしょうが、コースで叩いてスコアはゆうに100越え。そのうえ、コンペで入賞さえせず、さらに“ニギリ”でむしられて、散々な目に会う……こうなると、ストレスが100倍くらいになって返ってきます。それで、頭に血が上って、うさ晴らしに、キャッチ頼りにキャバクラに行ったら、5万円もぼったくられた!? とかなったら、もう踏んだり蹴ったりですよ……。
そんなこんなで、ゴルフはスコアと勝負の結果次第で、楽しいスポーツにもなるし、ストレスをため込むスポーツにもなります。プロならいざ知らず、アマチュアでこれだけ(結果によって)ストレス差が激しいスポーツなんて、他にはないんじゃないでしょうか。ストレスを軽減させるためにも、みなさん、“ニギリ”はほどほどに、ですよ。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
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