2014.11.19

【ゴルフ】B・ワトソンの豪打を見て、日本とのレベル差を考える

  • スポルティーバ編集部●文 text by Sportiva
  • photo by Kyodo News

 先週の三井住友VISA太平洋マスターズ(11月13日~16日、太平洋クラブ御殿場コース)に世界ランク現在3位、今年のマスターズ覇者、バッバ・ワトソン(36歳/アメリカ)が参戦。最終的には3アンダー、24位タイという結果だったが、ピンクのドライバーを豪快に振り抜き、多くのギャラリーを魅了した。

 初日は先々週のWGCシリーズ、HSBCチャンピオンズ(上海)を制した勢いをそのままに、5アンダー首位タイでスタート。2日目には、10番(パー4・401ヤード)を、1Wで340ヤードドライブ。2打目、50度のウェッジで打って、直接カップイン。イーグルを奪うなど、”世界基準”のゴルフを十分に見せてくれた。

三井住友VISA太平洋マスターズに出場したバッバ・ワトソン。豪快な ティーショットに観客は沸いた

「バッバ・ワトソンは飛ばし屋の豪快なイメージがありますが、ショートゲームもうまいですし、器用です。そして、フェード、ドローを自由に打ち分けられて、攻め方も多彩。だから、戦略性の高いオーガスタのバック9も攻略できるんです(※)。子供のころ、家の裏に大きな木があって、その木を巻くように、右から左から曲がる球を打って遊んでいたそうですよ」と、ゴルフジャーナリストの三田村昌鳳氏。
※バッバ・ワトソンは2012年もマスターズ優勝。今年が2回目の制覇

 現在、石川遼(23歳)、松山英樹(22歳)が、世界最高峰のPGAツアーを主戦場にして、健闘を見せている。しかし、日本人選手全体で見ると、”世界”との距離が離れたと言われて、久しい。バッバ・ワトソンはじめ、世界ランク上位の選手と何が違うのだろうか? 三田村氏に聞いてみると、まず、環境の違いをそのひとつに挙げた。