2014.11.21

【ゴルフ】菊地絵理香の告白「私、時間がかかるタイプなんです」

  • 古屋雅章●文 text by Furuya Masaaki
  • 小内慎司●撮影 photo by Kouchi Shinji

 近年、多くの若手プレイヤーが躍動し、初優勝を飾るニューヒロインが続々と登場している日本女子プロツアー。しかし、あと一歩まで迫りながら、いまだ栄冠を得られない選手もたくさんいる。その代表的な選手と言えば、菊地絵理香(26歳)だろう。

いつツアー優勝を飾ってもおかしくない菊地絵理香。 彼女は、一昨年の2012年に初のシード権を獲得すると、昨年、今年の2シーズンは何度も上位争いを演じてきた。目前まで優勝が迫っていたことも3度あったが、最後の最後でそのチャンスを逃して、悔しい思いをしてきた。

 昨年の日本女子オープン(2013年10月3日~6日/神奈川県)では、最終日に首位の宮里美香から5打差の2位でスタートするも、終盤の15番を終えて逆転し首位に立った。だが菊地は、16番、17番と連続して3パットのボギー。宮里美香に再びトップの座を譲って、2位タイに終わった。

 今年は、NEC軽井沢72(8月15日~17日/長野県)と、富士通レディース(10月17日~19日/千葉県)でビッグチャンスを迎えた。ともに3人によるプレーオフで頂点を争ったが、NEC軽井沢72ではイ・ボミに、富士通レディースではアン・ソンジュに勝利を奪われた。とりわけ富士通レディースでは、17番、18番で連続ボギーを喫してのプレーオフ進出。初優勝がほぼ手中にあっただけに、大いに悔やまれた。

 そうした屈辱の過去を、菊地は淡々と振り返る。