【今日は何の日?】宮里藍がプロ最年少優勝

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • 産経新聞/Getty Images

プロ転向後4試合目で優勝を飾った宮里。現在は米ツアーで活躍し、今季はメジャータイトルへの期待がかかる。プロ転向後4試合目で優勝を飾った宮里。現在は米ツアーで活躍し、今季はメジャータイトルへの期待がかかる。【2004年3月7日】
18歳262日でプロ転向後初Ⅴ

 2003年のミヤギテレビ杯ダンロップで、1973年の清元登子以来となる、アマチュア選手によるプロツアー制覇という快挙を果たした宮里藍。直後にプロ転向を宣言すると、翌シーズンの開幕戦(ダイキンオーキッドレディス)でプロ入り初勝利。女子プロゴルフ界の最年少優勝記録(18歳262日)を打ち立てた。

 2日目を追えて2位に3打差をつけてトップに立った宮里は、最終日の1番でボギーを叩いてつまずくも、その後は確実にパーを重ねて首位をキープ。一時、ひと組前の西塚美希世にリードを許したが、後半に入ってスコアを伸ばし、結局2位に3打差をつけて快勝した。

 同年、宮里はツアー5勝を挙げて獲得賞金は1億円を突破。賞金ランク2位という好成績を残し、女子ゴルフ界のニューヒロインとして脚光を浴びた。以来、トッププレイヤーとして数々の栄冠を獲得。2005年には最年少(20歳105日)で日本女子オープンを制し、国内メジャータイトルも手にした。そして、2006年からはアメリカを主戦場とし、2010年には年間5勝を記録。今や「世界の宮里」と呼ぶにふさわしい活躍を見せている。

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