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【チャンピオンズリーグ】注目は「鈴木彩艶」だけじゃない 欧州最高峰の舞台で世界に名前を広めそうな日本人は? (3ページ目)

  • 粕谷秀樹●取材・文 text by Hideki Kasuya

【兄・佐野海舟とビッグクラブへ】

 渡辺は対人に強く、スピードと的確な状況判断に基づくカバーリングも申し分ない。29歳という年齢も影響し、ヨーロッパ5大リーグへの移籍は叶わなかったが、各方面で高く評価されるオランダリーグ屈指のCBである。

 初戦はバルセロナとのアウェー。ラミン・ヤマルやラフィーニャとのマッチアップが楽しみだ。11月3日にはホームでインテルと対戦する。ラウタロ・マルティネスを封じることができれば、渡辺の評価が急上昇する可能性も十分にあるだろう。

 そのフェイエノールトから遅れること約20年、PSVは1987-88シーズンのチャンピオンズカップを制している。智将フース・ヒディンクが指揮を執り、ヴィム・キーフト、ロナルド・クーマン、エリック・ゲレツら個性的なタレントを揃えた好チームだった。

 その後もエールディビジで強さを誇り、リーグ優勝は計27回。堂々たるタイトルホルダーだ。そんな強豪に2026年8月、佐野航大がNECナイメヘンから移籍した。佐野はデビュー早々、積極的なプレーでピーター・ボス監督を「期待どおり、いや、期待以上」と喜ばせている。

 佐野の持ち味はプレッシング耐性だ。押し込まれてもパニックに陥らず、最適なプレーを選択できる。圧倒的な劣勢が予想されるレアル・マドリードとのアウェー(11月24日)は、「KODAI SANO」の名前を世界に広めるチャンスだ。

 チャンピオンズリーグのレベルを肌で知ることによって、選手として大幅なランクアップも期待できる。移籍間もないPSVで堂々と振る舞う強いメンタルも持っている。この自信をチャンピオンズリーグでも披露できれば、実兄・佐野海舟とともにビッグクラブへのルートが開けてくるに違いない。

 フェイエノールトからリールへ──。上田綺世の選択肢は間違っていない。エールディビジで得点王に輝いたあと、ヨーロッパ5大リーグのひとつであるフランスのリーグ・アンに挑む決断を下した。

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