久保建英、古巣レアル・マドリード戦は試練の場に 今季0勝レアル・ソシエダの現状は? (3ページ目)
ラ・レアルは移籍期限ぎりぎりで元スペイン代表カルロス・ソレール、ベネズエラ代表ヤンヘル・エレーラとふたりのMFの獲得を決め、帳尻は合わせた。しかし動きは遅すぎたし、強化は今シーズンも及第点はつけられないだろう(ウマル・サディクやアルバロ・オドリオソラの売却にも失敗した)。ジョン・ゴロチャテギの台頭など、下部組織スビエタの底上げが救いではある。
9月13日(現地時間)、本拠地レアレ・アレーナで、ラ・レアルは首位に立つレアル・マドリードと対戦する。オーリ・オスカールソンはケガで欠場の見込みで、新戦力をどう融合させるのか―――。日本代表のアメリカ遠征から戻った久保にとっても、"古巣"との対戦は試練の場となるだろう。
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著者プロフィール

小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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