久保建英のプレーの質は1G1Aの前戦以上 現地紙が称賛するアタッカー像 (3ページ目)
スペインサッカーにおいては、勝負に対して臆病なアタッカーを認めないところがある。一方で、ボールを受け、対峙し、仕掛け、ゴールに迫ったアタッカーを評価するのだ。
引き分けという結果に終わったにもかかわらず、この表現が与えられるのは最大級の賛辞と言える。
12月21日、ラ・レアルはカディスとアウエーで戦う。これが2023年最後の試合となる。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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