久保建英、終盤にスイッチオンで勝利に貢献 厳しい評価&過酷日程を乗り越えられるか (3ページ目)
"新エース"久保に対する期待は大きく、この日の評価は厳しかった。
「縦に対する推進力を出そうと挑んでいたが、うまくいかなかった」
スペイン大手スポーツ紙『アス』の評価も素気なく、いつもの賞賛ではない。どのスポーツ紙も、星はひとつ(0~3の4段階)だった。決して悪いわけではなく、あくまで「普通」ということなのだが。
これで代表戦ウィークに入り、久保は日本代表の活動に参加する。チャンピオンズリーグですでにベスト16進出を決めているのが救いだが、厳しい日程が続く。11月16日に大阪でミャンマー、11月21日にはサウジアラビアでシリアと戦った後、スペインに戻る。おそらく中二日で26日にセビージャと戦う予定だ。
久保建英や鎌田大地、三笘薫など日本人選手の活躍にも期待!
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著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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