久保建英の「均衡を崩す」プレーをソシエダのレジェンドが賞賛 元同僚で似ていた選手とは? (4ページ目)
プリエトはCLでのラ・レアルと久保にエールを送った。現在、ラ・リーガのアンバサダー的な仕事をしている彼は、カフェでインタビューしていると、町の人々に写真やサインをせがまれていた。その人気は、元トッププレーヤーの証だ。
最後に聞いた。
――今までのチームメイトで、久保に似た選手はいますか?
「うーん、昔のチームメイトでは(ブラジル代表)サビオに似ているかな。速くて巧みで左利きで、シュートもうまい。ただ、サビオは左サイドでプレーすることが多かった。タケのほうが、ずっとモダンなアタッカーだよ」
Profile
シャビ・プリエト
本名シャビエル・プリエト・アルガラテ。1983年、サンセバスチャン生まれのMF。レアル・ソシエダの下部組織出身で2003-2004シーズン、トップチームデビュー。以来、レアル・ソシエダひと筋で、2017-18シーズン終了後に現役を引退。2012-13シーズンからキャプテンを務めた。
久保建英や鎌田大地、三笘薫など日本人選手の活躍にも期待!
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著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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