上田綺世が感じた日本とベルギーのサッカー文化の大きな違い「ボールを持つことが絶対にいいとされているわけではない」 (2ページ目)

  • 鈴木智貴●取材・文 text by Suzuki Toshiki
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

── 3月のコロンビア戦のあと、ラダメル・ファルカオ(ラージョ・バジェカーノ)との写真を自身のインスタグラムにアップされていました。昔から好きな選手だったのですか?

「小さい頃からの憧れでしたね」

── そのほかに子どもの頃に好きだった選手、参考にしていた選手はいましたか?

「いっぱいいますね。海外の選手は昔からいろいろ見ていました。小・中学生の頃は特にリーガが好きで、プレミアやブンデスも親と一緒に見ていたんです。ファルカオとか、あとは誰が好きだったかなぁ......シェフチェンコとか。フィニッシャーじゃないですけど、そういうタイプのフォワードが特に好きでしたね」

── フィリッポ・インザーギとか?

「インザーギも好きでしたけど、さすがにまだ小さかった僕にはプレーが渋すぎて(笑)。ほかにはジラルディーノとかバロテッリも好きでした。でも、挙げたらキリがないですね。バレンシアのソルダード、わかります? あと、その当時はビジャやトーレスも好きでした」

── 当時はそういう選手を見ながら、プロ選手になることを思い描いていたんですか?

「いや、目標にはしていましたけど、『自分は絶対にプロになれる』っていう自信はなかったです。プロになりたいというより、ただ『ゴールを取りたい』と。そのなかで少しずつ上に行きたいと思い、上に行くためにはゴールも必要で......という感じでした」

── 昨年はカタールW杯に臨む日本代表メンバーに選ばれ、コスタリカ戦では出場機会を得ました。率直な感想はいかがでしたか?

「あんまり力になれなかったな......という思いはあります。チームに貢献できなかったというか、結果に関われた感じはしていないですね」

── では、あの大会で最も得られたものは「悔しさ」も?

「そうですね、内面的なもののほうが大きいかな。正直、試合で得られたものはそんなにないと思っていて......。45分で交代したというのもあるし、自分のなかでは悪循環で、なかなか力を発揮できなかったのもあったので。

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