日本代表発表前に欧州組を最終チェック。好調維持は鎌田大地と伊東純也、不調なのは? (4ページ目)
アタッカー陣で出場機会に恵まれなかった選手は、ELをブラガと戦ったウニオン・ベルリンの原口元気(後半アディショナルタイムに約1分間出場)と、同じくELをフェネルバフチェと戦ったモナコの南野拓実(出場なし)になる。
コンディションが不安視された冨安健洋は、後半29分までプレーした。ELのPSV戦である。アーセナルのミケル・アルテタ監督は、PSVに先制を許すと、布陣を4-3-3から3-3-2-2に移行した。冨安のポジションもそれに伴い右サイドバック(SB)から、3バックの右に変化した。
右SBとしてはまずまずのプレーを見せていた冨安だが、3バックに布陣が変わるとプレーを混乱させた。冨安の個人的な問題なのか。3バックへの変更に問題があったのかは定かではない。
しかし、冨安を日本代表のどこで使うべきなのか、考えさせられる試合になったことは確かである。CBなのかSBなのか。ちなみに、守備的MFのほうが面白いというのは、筆者の見解である。
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