ドイツ代表監督を「何、それ?」。現地で話題の浅野拓磨は「一戦一戦、毎日頑張るだけ」と、黙々とW杯メンバー入りを目指す (3ページ目)
「日本がW杯に出ない限り、自分の再チャレンジの舞台が整わないので。まずは決めることが大事だった。だから逆に言ったら、僕がプレーしていようとしていなかろうと、出場が決まりさえすればよかったんです。そうすれば本大会に向けて準備していくことができるから」
一方で、今のままでは最終の26人の代表メンバーに入れるとは思っていない。むしろ劣勢だと感じているという。
「今のままではW杯に行けるとも思ってないんですよね。ここから逆転してメンバー入りしようっていう感覚です」
そのためにやるべきことはシンプルだ。
「まずはこのチームで集中する。でもあまり考えすぎず、硬くなりすぎずにやっていきたいな、と。どうなるかわからないけれど、『結果よければすべてよし』くらいな感じで、やっていければ......」
4年前とは違い、敵将に知られるまでの存在になった。それでも浅野は自分らしく、黙々とメンバー入りを目指す。ボーフムは次節(4月24日)、アウクスブルクと対戦する。
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