日本代表のドイツ打倒のヒントを見た。CLでバイエルンを下したビジャレアル (4ページ目)
アトレティコの監督に就任して11シーズン。シメオネのサッカーは年を経る毎に守備的になっている。以前から堅守を売りにするサッカーではあったが、選手の配置は全体的にもう少し高かった。その間、CLでは決勝に2度進出するも、欧州一の座には着けずにいる。守備的な志向は、優勝への欲求と深い関係があると考えるのが自然だ。それとは真逆な方法論で2度欧州一に輝いているマンチェスター・シティ監督、ジョゼップ・グアルディオラとは、まさに対照的だ。
守備的サッカー対攻撃的サッカー。4試合中2試合でそうしたライバル関係が成立している準々決勝。第1戦は2試合とも攻撃的サッカー優位の状況にあるが、第2戦の結果はいかに。日本人としては、仮想ドイツとなり得るバイエルンに挑む、ビジャレアルの戦いぶりは必見だ。番狂わせは起きるのか。目を凝らしたい。
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