久保建英はレンタル延長か。来季のレアルは「フランス化」が濃厚だ (3ページ目)

  • 高橋智行●文 text by Takahashi Tomoyuki
  • photo by Getty Images

 獲得候補として名が挙がるのは、ライプツィヒで急成長を見せるU-21フランス代表CBダヨ・ウパメカノ。契約解除金は6000万ユーロ(約72億円)で、バイエルンがすでに選手個人と契約合意したとの報道も出ているため、様子を見なければならない。

 また、ジダンが中盤で求めるのは、メンバーの中で唯一代わりのいないカゼミーロのバックアップで、運動量豊富な選手だ。昨夏は、ジダンがマンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバ獲得に固執したが、高額な移籍金がネックとなり実現できなかった。それから1年近く経過した今、新たな最有力候補として、将来性豊かで、契約解除金が5000万ユーロ(約60億円)に設定されている、レンヌのU-21フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガに狙いを定めている。

 そのほか、ジダンが以前からお気に入りの、チェルシーのエンゴロ・カンテ、リールのブバカリ・スマレ、モナコのオーレリアン・チュアメニの名も出ている。

 一方、放出候補として、FWのガレス・ベイル、ルーカス・バスケス、マリアーノ・ディアス、MFのハメス・ロドリゲス、ブラヒム・ディアス、DFアルバロ・オドリオソラ(バイエルンにレンタル移籍中)などの名前が現在挙がっているほか、ヨヴィッチにはレンタルの話が出ている。

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