2020.05.28

久保建英はレンタル延長か。
来季のレアルは「フランス化」が濃厚だ

  • 高橋智行●文 text by Takahashi Tomoyuki
  • photo by Getty Images

 新型コロナウイルスの影響を受け、ラ・リーガが3月23日に無期限延期を発表し、すでに2カ月以上が経過した。その間、すべての選手たちが自宅での個人トレーニングを余儀なくされたが、6月半ばの再開を目指して各チームが再始動している。

補強ポイントが浮き彫りになっているレアル・マドリード そのような状況下でも移籍のニュースが尽きることはなく、レアル・マドリードについても様々な噂が飛び交っている。

 レアルは現在、トップチーム25選手、Bチームのカスティージャ1選手、レンタル14選手の合計40選手を抱えている。財政面で新型コロナウイルスの影響を受ける今夏は、来季に向けて既存のメンバーを選定しつつ、バランスのいい補強を行なわなければいけない。

 来季のレアルに最も必要とされるのは、得点を計算できるFWの獲得だろう。2018年のクリスティアーノ・ロナウド退団後、ゴール欠乏症に陥るチームは、昨夏は約3億ユーロ(約360億円)の大幅補強を敢行した。しかし、エデン・アザールはシーズンを通してケガに苦しみ、ルカ・ヨヴィッチは期待に全く応えられず、ロドリゴは勢いが止まっている。

 今季の公式戦の得点数は、攻撃陣ではカリム・ベンゼマが19得点で、次点はDFのセルヒオ・ラモスが7得点だから、既存の選手たちもほとんど貢献できていない。