リーガで成長していた家長昭博。
自信があった2年目に事態は急転する (2ページ目)
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家長は悪くない感触を得る一方、同時にこうも語っていた。
「マジョルカだけを見ても、技術がある選手なんてごまんといます。ボールのスピード、ゲームスピード、人の強さ。リーガは何から何まで違いますね。基本的にどんな状況でもパスをつなげるし、無駄なクリアがない。だから守備をしているとしんどいですよ。ちゃんと追わな、ボールを取れへんから。Jリーグなら、寄せるだけで取れることもあるんですけどね。こっちの当たりはめちゃ強い! 日本ではあまり当たり負けしませんでしたが、スペインでは同じ体勢なら負けます。当たらなくてもいいポジションをとることが、大事なんやと痛感しました」
練習、試合を重ねることで、家長は着実な成長を示していた。14試合出場2得点。それが1年目の成績だが、悲観する数字ではない。大久保のように華やかな印象が残らなかったのは、終盤の1部残留争いで出場時間を減らし、最終節も出場がなかったからだろう。
「チャンスを作り出すセンスは天性のもの」
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