攻撃的サッカーの聖地で行なわれた98年CL決勝は、関ケ原の戦いだった (6ページ目)
守備的サッカー対攻撃的サッカーとなったこの一戦。現代サッカーを語るうえで欠かせない試合になる。ここで攻撃的サッカー(レアル・マドリード)が勝利したことで、守備的サッカーは衰退に転じた。もしユベントスが勝利していれば、その後のサッカーは違った方向に進んでいた可能性がある。この一戦は、まさに天下分け目の大一番だったのだ。
アムステルダム・アレナ=ヨハン・クライフ・アレナは、日本史で言うところの関ヶ原か。攻撃的サッカーを語るうえで欠かせない聖地と言っても過言ではない。
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