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シント・トロイデン鎌田大地、
代表への想い。「2回W杯に出たい」 (3ページ目)

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao 中島大介●写真 photo by Nakashima Daisuke

――とはいえ、現在代表で活躍中の中島翔哉(ポルティモネンセ)や南野拓実(ザルツブルク)、堂安律(フローニンゲン)らは4大リーグでプレーしていないし、実際にシント・トロイデンからは遠藤、冨安の2人が代表に招集され続けています。

「それは世代交代のタイミングもあることで......。でも、個人的には、昨季フランクフルトであれだけ苦労して、下のリーグで活躍したら代表入りとなると、『だったら下のリーグでやっていればいいじゃん』ってことになってしまうと思うんです。日本代表の将来を考えれば、それではダメだと思うし、ロシアW杯を振り返れば、選ばれた選手は、名前のあるクラブやリーグに所属している人が多かったと思うんです。日本代表がW杯で勝ちたいなら、11人の選手がどこでやっているのかってことも大事じゃないですか。もちろん、いま代表に入っている選手も、これからのステップアップを見据えてやっていると思いますけど。

 まあ、いろいろ言ったところで、僕自身がこれまで世代別を含めて代表にほとんど縁がなかったので、イマイチ代表への感覚がわかっていない部分もあるのだと思います。周りからも、『行けば絶対変わるよ』と言われますし、僕もそう思っているところはあります。代表のような場所は何より、経験が大事になってくるでしょうし」

――前回、ポジションの話が少し出ましたが、理想のポジションは中盤の8番だと言ってました。

「一番いいのは、4-3-3の中盤3枚のナンバー8のポジションです。ユベントス時代のポール・ポグバはすごくよかったですし、好きでしたね」

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