香川真司、トルコ移籍は消滅。
ドルトムントは戦力流出で揺れる胸中... (3ページ目)
香川自身は明言こそしていないものの、その発言からは移籍願望が見え隠れする。その心境は、昨シーズン終了後のコメントが、すべてを物語っているように思う。
「新しい監督が来て、選手も代わって、毎年そういうのが続くっていうのは、なかなか(大変)......。ミキ(ミキタリアン/マンチェスター・ユナイテッド)だったり、マッツ(・フンメルス/バイエルン)だったり、イルカイ(・ギュンドアン/マンチェスター・シティ)だったり、オバ(オーバメヤン/アーセナル)だったり、常に中心選手が毎年抜けていくなかで、これまでよく耐えてきたと思うんですけど、さすがにやっぱりそういうの(戦力ダウン)は感じました。
でも、それをリカバリーしてこのチームでやっていかなきゃいけない。ある意味、いい経験になったと思うので、来シーズン以降、巻き返すという意味では、この経験は必ず生きてくるんじゃないかなと思います」
ビッグクラブに移籍していったチームメイトの名前を並べたあたりに、その思いがこもっているように聞こえてならなかった。
トルコへの移籍はなくなったとはいえ、新しい動きがあるかもしれない。まだまだ今夏の移籍市場における香川から目が離せない。
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