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PSG初ホームのネイマール劇場は、
パリの王様ズラタン以上の衝撃度 (2ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 そんななか、8月13日に行なわれたリーグ・アン第2節、ネイマールはアウェーでのギャンガン戦でフランスリーグデビューを飾ると、さっそく1ゴール1アシストと大活躍。初めてのリーグながら、新しいチームでプレーすることの違和感をまったく感じさせない見事なパフォーマンスで、自らの実力を証明してみせた。

 そして迎えた8月20日、本拠地パルク・デ・プランスでの第3節トゥールーズ戦。ネイマールにとっては地元ファンの前での「お披露目試合」となったわけだが、 結論から言えば、この試合は「ネイマール・ショー」とも言うべき最高の舞台となったのだった。

 PSGのウナイ・エメリ監督は前節に続いて昨シーズンから採用している4-3-3を選択し、前線3人には右にMFアンヘル・ディ・マリア、1トップにFWエディンソン・カバーニ、そして左ウィングにネイマールを起用。右からアルゼンチン代表、ウルグアイ代表、ブラジル代表が並ぶ、いわゆる「南米トリオ」である。奇しくもバルセロナ時代のMSN(メッシ、スアレス、ネイマール)とまったく同じ出身国の並び方だ。

 試合はPSGペースで進むも、一瞬の隙を突かれて18分に失点。PSGは1点のビハインドを背負った形で戦うことを強いられたが、31分に追いつくことに成功する。

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