バルサCL準々決勝で逆転勝利も「まだアトレティコは死んでいない」 (4ページ目)
「バルサはなにかに守られている!」
アトレティコの左サイドバック、フィリペ・ルイスは審判の判定に不満を示した。トーレスの2枚目のイエロー直前、ファンフランがルイス・スアレスに(勢い余ったとはいえ)蹴り上げられていた。それは一発レッドに相当する行為だった。また、フィリペ・ルイス自身、スアレスとの競り合いで顔を押さえられたという。もし、スアレスが退場していたら――。
一方では、アトレティコのルーカス・エルナンデスのネイマールへのチャージも退場に相当したが、見逃されている。高いレベルの戦いでは、前半途中での退場は重く響いたということだろう。2-1というバルサの勝利は不当とは言えない。
「アトレティコはまだ死んでいない。バルサは70分近く1人多かったにもかかわらず、とどめを刺せなかった。(第2戦の)ビセンテ・カルデロンでは情熱が爆発するだろう」
シメオネは目をぎらつかせた。0-1でも、アトレティコはアウェーゴールで勝ち上がれる。勝負はまだ決していない。
第2戦は4月13日。カルデロンが燃え立つ。
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