ドイツ杯大勝、香川真司のゴールでドルトムントが得る「大きな収穫」 (3ページ目)
香川はこれで今季公式戦6得点。その内訳を見てみれば、レバークーゼン戦の1点以外は明らかな格下相手であることは否めない事実だが、今の香川にとって必要なのは、少しでも前線でアタッカーとしての感覚を思い出すことだろう。その意味でも価値のあるゴールだった。
香川はその後、63分という早い時間帯にヤヌザイと交代した。これで週末のリーグ戦に備えると同時に、未だ主力に定着しきれないヤヌザイにいくらかでも時間を与えられたのは、これまたひとつの収穫だろう。
大勝だけでなく、チームにとって長いリーグ戦を見据えて大幅な戦力アップができた1勝だった。
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