ユーベを苦しめた本田圭佑。敗戦にもミランに朗報 (3ページ目)
トップには、新しく入った選手ではないが、以前の好調なパッツィーニが戻ってきた。前半37分にメネスと交代して入ったパッツォは、同点に追いつく大チャンスのシュートを放った。これを防げるのは世界でもトップクラスのGKしかいないだろうというシュートだったが、残念ながらこの日相手ゴールを守っていたのはブッフォンだった。
来週にはこの攻撃陣の中にマッティア・デストロの姿もみることができるだろう。1月に獲得した選手の中でミランが攻撃の要として大いに期待している選手である。ひと足早くミランに加入していたアレッシオ・チェルチも確実に調子を上げてきている。
その他にも良いニュースはいくつかある。シーズン前半、本田とメネスと共に活躍をしていたMFボナヴェントゥーラがこの試合でケガから復帰。来週にはやはり欠場していたMFデ・ヨング、MFモントリーヴォ、DFアバーテも次々に戻ってくるだろう。
今度の日曜日の試合はミランにとって“真昼の決闘”となるだろう。(試合は12時30分キックオフ)。先ほどエンポリ相手で順位を上げるチャンスと書いたが、だからこそ失敗も許されない。上位に向かう最終列車といってもいい。これに乗り遅れたらもう後はない。必ず勝利して3ポイントを手に入れ、上位へ食い込む足がかりとしてほしい。そうでなければミランの今シーズンは本当に破滅だ。我々は毎度のごとく叫ぶしかない。本田にボールを、ミランに勝利を! 来週は明るい気持ちでみなさんと再会したいものだ。
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