【Jリーグ】セザール・サンパイオはボランチの概念を変えた 伝説の「天皇杯優勝」は相棒・山口素弘との集大成 (4ページ目)
この試合を最後にJリーグから去ったサンパイオは、2002年に柏レイソルの一員として日本に舞い戻った。チームが混迷するなかでJ1残留に力を注ぎ、翌2003年は当時J2のサンフレッチェ広島に加入する。アルビレックス新潟、川崎フロンターレと最終節までJ1昇格を争った広島が、2位でのJ1昇格を果たす支えとなった。
サンパイオに関わった選手に話を聞くと、その好漢ぶりが行列を成す。ブラジル代表として1998年のフランスワールドカップに出場したボランチは、誠実な人間性も含めて「ミスター・プロフェッショナル」と呼ぶべき存在だったのである。
著者プロフィール
戸塚 啓 (とつか・けい)
スポーツライター。 1968年生まれ、神奈川県出身。法政大学法学部卒。サッカー専
門誌記者を経てフリーに。サッカーワールドカップは1998年より 7大会連続取材。サッカーJ2大宮アルディージャオフィシャルライター、ラグビーリーグ ワン東芝ブレイブルーパス東京契約ライター。近著に『JFAの挑戦-コロナと戦う日本 サッカー』(小学館)
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