宇賀神友弥はなぜ浦和の監督ではなくGMを目指すのか「自分は名将と言われる存在にはなれない」 (6ページ目)
(興梠)慎三くんは絶対にどのチームもほしいけど、慎三くんがひとりいるだけではAFCチャンピオンズリーグをはじめとする結果は得られなかった。だから、獲れた理由のひとつに、自分もなれていたようには思います。
そうなれたからこそ、選手として晴れやかな気持ちで引退できるとも思っています」
<了>
【profile】
宇賀神友弥(うがじん・ともや)
1988年3月23日生まれ、埼玉県戸田市出身。中学時代から浦和レッズの下部組織に所属し、流通経済大学を経て2010年に浦和に加入。1年目からサイドバックで頭角を表し、チームに欠かせぬ戦力として2021年まで12年間プレーする。2022年からFC岐阜で2年間プレーしたのち2024年に浦和へ戻り、シーズン終了後にユニフォームを脱いだ。日本代表歴は2017年のマリ戦で先発デビューを果たしている。ポジション=DF。身長172cm、体重71kg。
著者プロフィール
原田大輔 (はらだ・だいすけ)
スポーツライター。1977年生まれ、東京都出身。サッカー専門誌『ワールドサッカーグラフィック』の編集長を務めたのち独立。Jリーグを中心に取材し、各クラブのオフィシャルメディアにも寄稿している。主な著書に『愛されて、勝つ 川崎フロンターレ「365日まちクラブ」の作り方』(小学館クリエイティブ)など。
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