天皇杯優勝のヴィッセル神戸 2季連続のタイトル奪取で「常勝軍団」としての地位は築けたか (3ページ目)
まして、神戸は30代のベテラン選手が多く、天皇杯決勝で先発した11人の平均年齢は29.4歳。控え選手を加えた18人になると、さらに上がって29.6歳という状態にある。
前述の酒井(33歳)をはじめ、大迫勇也(34歳)、武藤嘉紀(32歳)、山口蛍(34歳)、扇原貴宏(33歳)らがチームの中心にある以上、この先、黄金期を築いていくためには新陳代謝が避けて通れない。それどころか、喫緊の課題と言ってもいいのだろう。
神戸は今後、Jリーグを代表するビッグクラブになっていくのではないか。そんな期待は確かにあるが、また同時に不安もある。
はたして神戸は、2季連続のタイトル獲得を足掛かりにどんな歴史を刻んでいくのだろうか。
手始めに、J1連覇が必須である。
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