2024年サッカー界ドラフト1位クラスの選手たち 恵まれた体躯の逸材GK&DF8人
サッカー界の「ドラ1」選手たち GK&DF編
サッカー界で、来季のプロ入りが内定、またはプロ入りを狙っている「ドラ1」級の選手たちを紹介する。まずはGK&DF編から。
後編「高校からいきなり欧州クラブ行き選手も! MF&FW編」>>
上林豪 photo by JUFA/Iijima Reikoこの記事に関連する写真を見る上林 豪
(かんばやし・ごう)
明治大学→セレッソ大阪
GK/2002年8月18日生まれ/187cm、84kg
抜群の安定感を誇る大学屈指のGKで、名門・明治大学にあってもその存在感は群を抜いている。まさに"守護神"の名にふさわしいGKだ。的確なセービング、攻撃の起点となるロングフィード、状況判断力と絶え間ないコーチング、そして強いメンタル。GKに求められる能力を高いレベルでバランスよく兼ね備えている。
今季はシーズン開幕前にケガを負い、約5カ月にわたり試合から遠ざかることに。しかし、他のGKを客観的に見られたことで「自分にも傑出した武器が必要」と痛感。もともと評価の高かったシュートストップ、セービングに磨きをかけて、古巣・セレッソ大阪に舞い戻る(C大阪U-18出身)。
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著者プロフィール
飯嶋玲子 (いいじま・れいこ)
出版社で7年間編集を勤めたのちフリーライター/カメラマンとなり、1990年代半ばから大学サッカーをフィールドワークとして精力的に取材。1995年から2019年まで、13大会にわたり"大学生のオリンピック"ユニバーシード大会を訪れ、日本の6度にわたる優勝を目撃している。
森田将義 (もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。10代の頃から、在阪のテレビ局でリサーチとして活動。2011年からフリーライターとしてU-18を主に育成年代のサッカーを取材し、サッカー専門誌、WEB媒体への寄稿を行なう。
土屋雅史 (つちや・まさし)
1979年生まれ。群馬県出身。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。近著に「高校サッカー 新時代を戦う監督たち」(東洋館出版)