2024年サッカー界ドラフト1位クラスの選手たち 恵まれた体躯の逸材GK&DF8人 (4ページ目)

  • 飯嶋玲子、森田将義、土屋雅史●文・写真

稲村隼翔 photo by JUFA/Iijima Reiko稲村隼翔 photo by JUFA/Iijima Reikoこの記事に関連する写真を見る稲村隼翔
(いなむら・はやと)
東洋大学→アルビレックス新潟 
DF/2002年5月6日生まれ/182cm、72kg

 特別指定選手として参加したルヴァンカップでは、内定先のアルビレックス新潟を初の決勝進出に導いた。今、もっとも注目されている大学選手といっても過言ではないだろう。

 貴重な左利きのセンターバックであることに加え、正確で丁寧な配球は稲村の武器のひとつだ。ビルドアップやインターセプト、ロングフィードなど、稲村を攻撃の起点とする展開は少なくない。特筆すべきは好不調のない安定感で、それは東洋大学の試合でも新潟の試合でも変わらない。新潟サポーターは、そんな稲村のプレーに熱狂的な応援を送り、来季のプロ入りを待ちわびている。

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