ドラフト1位級のサッカー界のMF&FW9人 高校卒業後に即欧州クラブ行きの選手も (9ページ目)
吉原楓人 photo by Tsuchiya Masashiこの記事に関連する写真を見る吉原楓人
(よしはら・ふうと)
柏レイソルU-18→ギラヴァンツ北九州
FW/2006年9月20日生まれ/182cm、73kg
今季の高円宮杯プレミアリーグのなかでも有数の左ウイング。基本的にボールを持ったらドリブル勝負。最近では対戦相手から警戒され続けているものの、それでも縦突破とカットインを使い分けながら、自らの武器にこだわる姿勢が清々しい。
柏U-15時代は決してメインキャストだったわけではなく、そこからひたすら練習を積み重ねたことで頭角を現わし、来季のギラヴァンツ北九州加入を勝ち獲った。柏U-18を率いる藤田優人監督も「日本にいる高校生でも、努力できる才能はベスト3に入ると思う」と評価する"努力の人"は、これからも一歩ずつ前へと歩み続ける。
著者プロフィール
飯嶋玲子 (いいじま・れいこ)
出版社で7年間編集を勤めたのちフリーライター/カメラマンとなり、1990年代半ばから大学サッカーをフィールドワークとして精力的に取材。1995年から2019年まで、13大会にわたり"大学生のオリンピック"ユニバーシード大会を訪れ、日本の6度にわたる優勝を目撃している。
森田将義 (もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。10代の頃から、在阪のテレビ局でリサーチとして活動。2011年からフリーライターとしてU-18を主に育成年代のサッカーを取材し、サッカー専門誌、WEB媒体への寄稿を行なう。
土屋雅史 (つちや・まさし)
1979年生まれ。群馬県出身。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。近著に「高校サッカー 新時代を戦う監督たち」(東洋館出版)
【写真】高校サッカー選手権 歴代応援マネージャー
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