高校サッカー選手権で目についた、将来が楽しみな「8人の選手」。198cmの二刀流、左利きCB、ハイボール処理が巧みな2年生GK... (3ページ目)
國學院久我山の1年生、MF近藤侑璃と、日大藤沢の2年生、DF宮崎達也である。
近藤はアンカーとして中盤での組み立て役を担いながら、機を見てバイタルエリアへと進入し、フィニッシュにも絡んでいくMF。1年生ということもあり、まだ線は細かったが、ボール保持時の姿勢のよさや、落ち着いたボール扱いにセンスのよさを感じさせた。
一方の宮崎は左利きのセンターバック。落ち着いたカバーリングもさることながら、とりわけ目についたのは、フィード能力の高さ。左利きのセンターバックは日本サッカー界全体で見ても貴重な存在であり、ボール奪取時の強さがさらに増せば、大きく伸びる可能性を秘めているのではないだろうか。
近藤、宮崎ともに、さらなる成長を遂げ、再びこの舞台に戻ってくることを楽しみにしている。
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