湘南・岩崎悠人「ミシャさんに感謝」。ストライカーの引き出しが増えた (2ページ目)
それまでの自分はどちらかというと、縦に背後へと抜ける動きが多かったんです。ベルマーレは主に3−5−2なんですけど、自分が2トップの一角に入った時、やはりプルアウェイの動きでボールをもらう回数が多かったんです。
後方のDFからボールを受ける時、斜めに走って裏でもらう。まさにミシャさんに求められていた動き。その時、自分のなかにその感覚があるな、ということを感じたんですよね」
インタビューは新型コロナウイルス対策の一環で、お互いにマスクを着用し、距離を取って行なっていたが、岩崎は自分が座る椅子の前にある机をピッチに見立てて説明してくれた。
「だから、札幌での日々は無駄にはなっていなかったんですよね。まだまだ完全に身についたとはいえないですけど、一瞬の動き、オフザボールの動きは、ミシャさんのおかげで勉強になりました。自分のなかにストライカーとしての引き出しが増えたなということは今、すごく感じているんです」
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