ガンバ大阪、9年ぶりの開幕戦勝利。
マリノス対策のポイントは3つ (5ページ目)
「死にもの狂いで勝てた。これを1年間やっていく必要がある」
こうした倉田のコメントからも、今年のガンバは違う、というところが見えた。だが、「課題は多い」と言う。引っ掛かっていたのは後半の試合展開だ。マリノスに一方的に押し込まれ、守備に忙殺され、失点した。
「内容的には後半が......。相手にほぼボールを握られたし、一方的に攻められた。守備をしてカウンター一発は自分らの理想ではないので、こういう強い相手にもボールを保持して圧倒できるようにしていきたい」(倉田)
それでも、戦っている選手が現状に満足せず、さらに理想のスタイル、上のレベルを見据えている状態は、まだ伸び代があるということだ。その成長を紡いでいけば、強いガンバのスタイルが見えてくる。
そんなに風に思わせてくれる開幕戦の勝利だった。
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