J1神戸を福田正博が分析。「超一流攻撃陣を生かすために必要なもの」 (4ページ目)
ただ、こうしたチームの補強ポイントは、チーム編成の責任者であるアツ(三浦淳寛)も十分に理解していること。チーム状況を見ながら、世界トップクラスのCBを獲得してくる可能性は高い。
それまでに、ファン・マヌエル・リージョ監督がどういうバランスをチームにもたらし、持ち味の攻撃的なサッカーを見せてくれるのかが見どころだ。ビジャ、イニエスタ、ポドルスキが、高い技術力と判断力で相手守備陣を手玉に取る攻撃を目にすることができるだろう。
今季はリーグ3連覇を狙う川崎フロンターレとともに、神戸がJリーグの軸になることは間違いない。彼らと対戦するチームがどう戦うのかという視点が生まれることで、これまでJリーグ観戦に不足していたピースのひとつが埋まった。サッカーはあまり観たことがないという人たちが、今シーズンはJリーグの面白さを体感してくれると信じている。
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