降格圏でもがく大宮。奇跡を起こせるのは新エース・江坂任しかいない (4ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Hiroki Watanabe -JL/Getty Images for DAZN

 しかし、大宮の残留はマテウス次第ではないだろう。

 やはり、チームのエースとして頭角を現した江坂に、救世主としての期待がかかる。残りシーズンでさらに殻を破れるか。スペースを察知し、マークを外し、ボールを叩く、その能力はJリーグで抜きん出ているのだ。

 欧州各国のリーグでも、「奇跡の残留」を果たしたクラブでは、ストライカーが暴れている。2004~05シーズン、リーガエスパニョーラ史に残る残留を果たしたマジョルカは「残り7試合で残留圏と勝ち点11差、残留確率は5%以下」と報じられたが、FW大久保嘉人の無双の活躍で残留を果たした。昨シーズンのプレミアリーグでも、スウォンジーが残り5試合を4勝1分けとし、FWフェルナンド・ジョレンテの4得点で降格を免れている。

「(決定機でパスの選択肢もあったが、という質問に)前の選手である以上、パスよりもシュートという選択だった。あそこで決められたら、チームを助けられた。それができなかったのは実力。前がゴールを奪えるように。6連勝するしかない」

 江坂は挑むような目で語った。
 

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