一発勝負のCS準決勝。川崎Fと鹿島が抱えるそれぞれの不安材料 (5ページ目)
また、準決勝を勝ち上がったチームのほうが勢いを持って決勝に臨めるだろうし、準決勝と決勝の間隔が中5日とコンディションも整えやすい状況にある。しかも第1戦は準決勝勝利チームのホームで行なわれる。浦和とすれば、ディスアドバンテージな要素が揃ってしまっているのだ。
もちろん、2戦トータルのスコア、アウェーゴール数が並んだ場合は準決勝同様に延長がなく、リーグ戦上位チームが勝利となるアドバンテージも備わるが、いずれにせよ第1戦は厳しい戦いが予想される。ここを耐えしのぎ、ホームでの第2戦にすべてをかける。そんな展開が、浦和の戴冠へのシナリオとなるのではないか。
5 / 5