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【ワールドカップ】サッカー日本代表の若かりしヤンチャ時代 「U-17代表に選ばないでくれ!と言われたことも」 (3ページ目)

  • 戸塚 啓●取材・文 text by Kei Totsuka

【攻撃の時間を作れる選手がいたら】

 森山監督が指揮した年代別代表からステップアップし、GK鈴木彩艶(パルマ)、DF菅原由勢(ブレーメン)、DF瀬古歩夢(ル・アーヴル)、DF伊藤洋輝(バイエルン)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)が今回のワールドカップで日本代表入りした。伊藤と久保は2大会連続の出場となった。

 ポスト北中米ワールドカップのチームでも、彼らは中核を担っていくことになる。

「ワールドカップでベスト4や優勝を狙える存在になるには、主体的に攻撃できないといけない、というのはあらためて感じます。サイドバック、サイドアタッカーを含めて、より多彩な攻撃をしていくというか、プレッシャーを受けたなかでもキープできたり、局面を打開できたりする選手の数を増やさないと。

 ブラジル戦も、もうちょっと攻撃の時間を作れる選手がいたら......。三笘(薫)、南野(拓実)をケガで招集できず、ブラジル戦は久保も不在でしたが、それでも戦えるチームにならなければ、と感じました」

 そう言って森山監督は、ブラジルの選手層に触れた。

「ブラジルも何人かケガ人が出ていましたけど、それでもアーセナルに所属するガブリエウ・マルティネッリが交代で出てきた。トップレベルのクラブでプレーする選手が、途中から出てきて試合を決めた。日本もそれぐらいの選手層を持てないと」

 アルゼンチンにはリオネル・メッシがいる。フランスにはキリアン・エムバペがいる。ブラジルにはヴィニシウス・ジュニオールがいて、イングランドにはハリー・ケインが、ノルウェーにはアーリング・ハーランドがいる。

「勝ち上がっていくチームには、飛び抜けた個を持つ選手がいます。中村とか久保には、飛び抜けた存在になってほしい。そういう選手を見て、自分も負けないぞと意欲を燃やす選手が出てくる。そうやって、全体のレベルが上がる」

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