サッカー日本代表はスコットランド戦でハイプレス&カウンターのみ成功 遅攻で崩せない現状は続いている
伊東純也のゴールによって1-0で勝利した日本にとって、アウェーでのスコットランド戦はW杯本番を見据えたうえで有意義な試合となった。
現在の両チームの力関係から見ても、試合結果は戦前の予想どおり。FIFAランキングが示すとおり、18位の日本が40位のスコットランドに順当勝ちしたと言っていい。
サッカー日本代表のスコットランド戦。鈴木唯人ら前線3人のテストは及第点以上 photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIAこの記事に関連する写真を見る ただし、今回は選手交代が11人まで認められた特別ルールの下で行なわれたことと、日本の決勝ゴールが決まったのはGK以外のフィールドプレーヤー10人が交代したあとの84分という時間帯だったことを考慮すれば、試合結果自体はそれほど大きな意味を持たない。
W杯はもちろん、公式戦で適用される通常の交代ルールで行なわれた試合であれば、結果は違ったものになっていた可能性もあるからだ。
その意味でも、この試合で注目すべきは、結果よりも試合内容になる。本番までに残された数少ない実戦の場で、チームとしての戦い方を再確認しながら、最終メンバーの選考も含めたテストをどこまで実行できたのか。とりわけ交代が7人を数えた62分までにどのようなパフォーマンスを見せたのかは重要で、それを念頭に試合を振り返ってみる。
著者プロフィール
中山 淳 (なかやま・あつし)
1970年生まれ、山梨県出身。月刊「ワールドサッカーグラフィック」誌編集部勤務、同誌編集長を経て独立。スポーツ関連の出版物やデジタルコンテンツの企画制作を行なうほか、サッカーおよびスポーツメディアに執筆。サッカー中継の解説、サッカー関連番組にも出演する。近著『Jリーグを使ってみませんか? 地域に笑顔を増やす驚きの活動例』(ベースボール・マガジン社)
























