【サッカー日本代表】負傷者続出の海外組、セルジオ越後は「厳しい。誰かが治ったと思ったら、今度は違う誰かがケガをする」 (2ページ目)
【イングランド戦は佐野海舟がボランチの軸】
ここまで暗い話ばかりしてきたけど、海外組で明るい材料を挙げるなら佐野兄弟(兄・海舟・マインツ、弟・航大・NEC)だね。ふたりともクラブで好調をキープしている。ここ数年の日本代表のボランチは、ずっと遠藤と守田英正(スポルティング)のふたりがファーストチョイスだったけど、遠藤が間に合わないだろう3月のスコットランド戦、イングランド戦に関しては、森保監督も海舟をボランチの軸に考えているはず。強豪相手にどこまでできるか、見ものだ。
そのほかでは、南野の抜けたポジション(左シャドー)に中村敬斗(スタッド・ランス)を、久保の抜けたポジション(右シャドー)に堂安を入れてほしい。中村も堂安もウイングとして起用されることが多いけど、ふたりともシュートがうまいし、本来ならシャドーを務めてもおかしくない選手。そして両ウイングには三笘と伊東純也(ヘンク)が入ればいい。この攻撃的な組み合わせは面白いよ。
いずれにしても、負傷者が多く、コンディションもバラバラななか、ワールドカップ前の"最終選考"をどう戦うのか。今からメンバー発表が楽しみだ。
著者プロフィール

セルジオ越後 (せるじお・えちご)
サッカー評論家。1945年生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。17歳の時に名門コリンチャンスのテストに合格し、18歳の時にプロ契約を結び、MF、FWとして活躍した。「エラシコ」と呼ばれるフェイントを発案し、ブラジル代表の背番号10を背負った同僚のリベリーノに教えたことでも有名。1972年に日本リーグの藤和不動産(湘南ベルマーレの前身)から誘いを受け、27歳で来日。1978年から日本サッカー協会公認の「さわやかサッカー教室」で全国を回り、開催1000回以上、のべ60万人以上を指導した。H.C.日光アイスバックスのシニアディレクター。日本アンプティサッカー協会最高顧問。公式ホームページ【http://www.sergio-echigo.com】
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