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「ポスト長友佑都」がU-22日本代表に帰還 バングーナガンデ佳史扶が目標を語る (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by Kyodo News

 パリ五輪アジア最終予選を兼ねる、U-23アジアカップも来春に迫ってきた。そこを勝ち抜かなければ、パリ五輪出場も、メダル獲得もなし得ない。バングーナガンデが「ここ(U-22代表)に来る以上、そこ(最終予選)も意識している」のは、当然のことだろう。

 だが、「コンディションはすごく上がってきている」と話す22歳は、続けて「今、(U-22代表と)同時並行で活動しているA代表も、もちろん意識している」と付け加えるのを忘れなかった。

「パリ五輪は、"目標のひとつ"という表現が正しいんじゃないかなと思います。個人としての(最終的な)目標はもっと先にあるので、そこへ行くためにはパリ五輪で結果を残すことを通過点にしなきゃいけない」

 そして、落ち着いた表情で、きっぱりとこうも言いきる。

「でも、あまり先のことを考えても仕方がないかなって。目の前のことを100%やっていれば、その先が見えてくると思っています」

 FC東京の先輩でもある長友佑都の後継者として、A代表での活躍も期待される気鋭のレフティが、ようやく国際舞台に戻ってきた。

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