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サッカー日本代表のベストメンバーを識者5人が選択。アメリカ戦、エクアドル戦はどう戦う? (5ページ目)

鎌田大地、旗手怜央の可能性を探りたい

浅田真樹(スポーツライター)

この記事に関連する写真を見るFW/久保建英、鎌田大地、堂安律
MF/旗手怜央、遠藤航
MF/守田英正
DF/伊藤洋輝、谷口彰悟、吉田麻也、冨安健洋
GK/シュミット・ダニエル

 9月に2試合しかないのが残念なくらい、フォーメーションごとに試したい選手はたくさんいる。当然一枚の図にまとめるのは難しいが、ひとまずここでは4-3-3で選手を配した。試すことがひとつのテーマなので、あえて入れるまでもない選手は一部外している。

 なかでもいろんな形で起用の可能性を探りたいのが、鎌田大地。4-3-3ならインサイドMF、4-2-3-1ならトップ下での起用が現状のベストなのだろうが、チーム状況を考えると、4-2-3-1のボランチ、4-3-3のCFはどうだろうか。大迫勇也の状態が不透明な上、過去の試合でスピード系のCFがあまりハマっていないことからも、鎌田=CFは見てみたい。

 そしてもうひとり、可能性を探っておきたいのが、旗手怜央。セルティックでも左インサイドMFを務めているが、左SBとしてのセンスのよさも川崎フロンターレ時代に証明済みだし、4-2-3-1なら2列目はもちろん、時間や状況次第ではボランチで使っても面白そうだ。

 また、4-3-3を前提にぜひトライしてみたいのが、アンカー守田英正、インサイドMF遠藤航の組み合わせ。つまり、従来の配置を入れ替えるわけだ。遠藤が一列前に出る守備は相手にとって脅威となりうるし、守田の攻守両面でのバランス感覚は、むしろアンカー向き。きっと新たな発見があるはずだ。

◆【画像】識者が選ぶ、カタールW杯本番のサッカー日本代表メンバー

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