日本代表のコンビネーション不足は中国戦でも明らか。森保監督はいつまで放置するのか

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

 前田と久保。この両者はポストプレーが得意でない選手という点で一致する。代表メンバーが発表された際に書いた原稿でも触れたが、大迫以外で唯一センターに適性がある鎌田大地の招集を、どういうわけか森保監督は今回、見送っている。

 心配だ。大迫か、鎌田か、どちらか1枚をピッチに残しておかないと、周辺との関係は円滑にならない。前田(1トップ)と久保(1トップ下)を縦関係で並べる布陣はミスキャストである。ボールが収まりにくい、パスワークを重視するサッカーには適さないコンビになる。

 中国戦は突っ込みどころ満載の2-0だった。さらに言えば、面白くなかった。こうした試合をくり返すとサッカー人気は低迷するだろう。いろいろな意味で警鐘を鳴らしたくなる、実にお寒い一戦だった。

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