悩みに悩んだ日本代表ベストゲーム。駒野友一のなかで鮮明な記憶として残っている2試合とは? (5ページ目)
監督から会長へと立場こそ変われど、縁あって再び同じチームで勝利を目指すことになった岡田会長と、南アフリカでの話を、とりわけPK戦の話をすることはないのだろうか。
そんなことを尋ねると、駒野は「ないですよ」と即答。だが、柔らかな笑顔でこう続けた。
「そんな話は......、まあ、会った時には言われるかなと思いながら過ごしているんですけどね。まだないです」
(おわり)
駒野友一(こまの・ゆういち)
1981年7月25日生まれ。和歌山県出身。サンフレッチェ広島ユースからトップ昇格を果たし、主力選手として奮闘。以降、ジュビロ磐田、FC東京、アビスパ福岡を経て、2019年に現在所属するFC今治へ。年代別の日本代表でも活躍し、2001年ワールドユース選手権(現U-20W杯)、2004年アテネ五輪に出場。A代表では2006年ドイツW杯、2010年南アフリカW杯に出場している。国際Aマッチ出場78試合、1得点。
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