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森保ジャパンは苦境を脱せられるか。11月アウェー2連戦の招集メンバー、布陣を6人が考えた (2ページ目)

前線で強度の高い上田や、スピードのある古橋を使わない手はない前線で強度の高い上田や、スピードのある古橋を使わない手はないこの記事に関連する写真を見る上田、古橋の起用でゴールを狙うべき 
小宮良之(スポーツライター)

FW/上田綺世(古橋亨梧)
MF/南野拓実(三笘薫)、鎌田大地、伊東純也(岡崎慎司)
MF/田中碧、遠藤航(橋本拳人)
DF/長友佑都(安西幸輝)、冨安健洋、吉田麻也、酒井宏樹
GK/権田修一

 ベトナム、オマーンの連戦は、ある程度のターンオーバーがベターで、フォーメーションも変化させるべきかもしれない。

 ベトナムは高さ、強さにハンディがあるチームで、それを考慮し、強度の高い選手の起用が効率的だろう。その点、上田綺世は格好の人材。前線のキープやヘディングでパワーを感じさせ、動き出しでスペースを作れるし、得点の気配もある。

 本来は左利きの久保建英、堂安律が外せないが、今回はケガで厳しく、右で伊東純也が突破し、左で南野拓実が仕留める形が有力か。SBも高い位置を取って、押し込んだ形を作りたい。セットプレーは決定打になり得る。

 オマーンは整然とした守備を作るが、三笘薫の突破や岡崎慎司の老獪さは十分に脅威になる。また、日本人FWとして旬にある古橋亨梧を使わない手はない。ゴールを狙うポジションで起用すべき。

 そして遠藤航の代役に橋本拳人を推す。4-3-3で遠藤、橋本、田中碧にするのも選択肢。吉田麻也、冨安健洋、酒井宏樹は絶対的だが、長友佑都は最後まで持たないなら、縦にも中にも入れる安西幸輝先発も悪くない。

 いずれにせよ、2試合トータルでのマネジメントが必要になりそうだ。

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