森保ジャパンは苦境を脱せられるか。11月アウェー2連戦の招集メンバー、布陣を6人が考えた
カタールW杯アジア最終予選を戦うサッカー日本代表は、11月11日ベトナム、16日にオマーンと、いずれもアウェーでの2連戦に臨む。最終予選4試合が終わり、いろいろな戦いぶりが見えてきた森保ジャパンだが、この11月シリーズではどんなメンバーを招集し、どんな布陣で戦うべきだろうか。今回は6人のライターにメンバー、布陣、戦い方について意見を聞いた。
◆ ◆ ◆
心機一転、4-3-3と新たなメンバーの起用で臨みたいこの記事に関連する写真を見る左に三笘、右に坂元の起用を
杉山茂樹(スポーツライター)
FW/三笘薫(前田大然)、鎌田大地(南野拓実、オナイウ阿道)、坂元達裕(伊東純也)
MF/守田英正、田中碧(遠藤航)
MF/冨安健洋(谷口彰悟)
DF/菅原由勢(安西幸輝)、谷口彰悟(冨安健洋)、吉田麻也、山根視来
GK/権田修一
心機一転、新たなメンバーで臨む。
布陣は4-3-3で、マイボール時にはアンカー(冨安健洋か谷口彰悟)がセンターバック(CB)2人(吉田麻也と冨安か谷口)の間に降り、3バック的(3-4-3的)に構える。
両サイドバック(SB)は刷新。左は欧州で活躍している菅原由勢とJリーグ(鹿島アントラーズ)に戻り、よいパフォーマンスを見せている安西幸輝で争い、右はパス能力の高い山根視来に任せる。
アンカーは遠藤航を断念。守備的MFでプレーする機会が増えている谷口で行きたいが、CBの冨安と入れ替えてみるのも面白い。インサイドハーフは守田英正と田中碧の元川崎フロンターレコンビ。
左ウイングも元川崎の三笘薫。この選手を使わない手はない。右ウイングは逆取りの名手、坂元達裕。その技巧は代表レベルでも十分通じると判断する。スピード系の伊東純也は後半に交代出場させ、アクセントをつける。
センターフォワード(CF)はブンデスリーガでそれなりに活躍している鎌田大地をゼロトップ気味に使う。リバプールで出番の少ない南野拓実は、鎌田のサブ。展開によっては、オナイウ阿道が優先する場合もある。
1 / 6