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森保ジャパンは苦境を脱せられるか。11月アウェー2連戦の招集メンバー、布陣を6人が考えた (6ページ目)

コンディションを最優先に考え、国内組と海外組を使い分ける方法もあるコンディションを最優先に考え、国内組と海外組を使い分ける方法もあるこの記事に関連する写真を見るベトナム戦は国内組で戦うべき 
後藤健生(サッカージャーナリスト)

<ベトナム戦>
FW/上田綺世(大迫勇也)
MF/前田大然、江坂任、武藤嘉紀(家長昭博)
MF/旗手怜央、稲垣祥
DF/長友佑都、町田浩樹(谷口彰悟)、中谷進之介、酒井宏樹
GK/権田修一

<オマーン戦>
FW/古橋亨梧(大迫勇也)
MF/南野拓実(前田大然)、鎌田大地(南野拓実)、伊東純也
MF/田中碧、遠藤航
DF/長友佑都、冨安健洋、吉田麻也、酒井宏樹
GK/権田修一

 初戦でオマーンに敗れた日本代表。原因はコンディション不良だった。週末に欧州でプレー後に帰国して木曜日に試合というのは、スケジュール的に厳しいのだ。ロシアW杯予選でUAEに不覚を取った時も、原因は同じだった。

 今回はハノイでの試合。日本への帰国以上に移動の負担は大きく、しかもアウェーでは調整も思い通りにはいかない。ベトナム戦は国内組で戦うべきだ。森保一監督の下でU-24日本代表も含めて招集経験のある選手を中心にメンバーを組んだ。

 右サイドハーフには、森保体制での招集経験はないが、神戸で好調の武藤嘉紀を入れた(大迫勇也が間に合ってくれれば、ヴィッセル神戸でのコンビも生かせる)。絶対のキープ力を誇る家長昭博を起用すれば、酒井宏樹の攻撃力が生きる。CFの上田綺世、CBの中谷進之介、町田浩樹も成長している。

 一方、海外組の選手たちは中東に集合して1週間の調整を行ない、国内組も合流。オマーンにはホームで敗れたとはいえ、万全の状態で戦えば負ける相手ではない。

◆日本サッカーの「名手」たち

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