スペイン戦に同国の指導者がアドバイス。「試合マネジメントを間違えるな」 (3ページ目)
◆スペインの名指導者が推す東京五輪でカギを握る7人。「U-24世代では1、2を争う逸材」と絶賛した選手は?
「日本は前半から果敢なプレッシングで、ニュージーランドを苦しませる戦いもできただろう。結局、前から行かず、ボールをゆっくり回し、攻める道を選択した。しかし、遠藤、田中という中盤を制御されたことで、プレーのスピードが上がらなかった。攻撃に厚みが作り出せず、サイドも酒井の不在が顕著に出ていた。結果、受け身に回って、相手2トップの強さと高さとポストプレーにピンチも作られた。
スペインを相手に、試合マネジメントを間違えてはならない。
しつこいようだが、日本は自陣でのファウルの数が多い。例えば遠藤は優秀なMFだが、今大会はファウルを与えすぎており、反省の余地があるだろう。ニュージーランド戦はイージーなシュートも外しており、体調が悪かったのかもしれないが......。
次戦のスペインは、セットプレーの水準が数段上がると考えるべきだ。
最後に、日本の準決勝進出を心から祝福する。スペイン戦が今から楽しみだ。両者ともコンディションは厳しいはずだが、健闘を祈りたい」
フォトギャラリーを見る
3 / 3