上田綺世は超論理型ストライカー。「選択肢に0.2秒で答えを出します」 (3ページ目)
ひりひりとした感覚を楽しめるのは、本能的ストライカーとも言える。定理にすがりつかず、ギャンブラーの荒々しさも持っているのだ。
「(東京五輪の最終選考に向け)メンバーがライバルという感じで報道されますけど、サッカーをやっている限り、どこかのチームに所属して、そこには競争があって。五輪でも代表でも、その本質は変わらないと思っています。(ジャマイカ戦は)ゴールを決められましたけど、2点目になるようなクロスもありましたし、FWである限りはゴールを求め続けるだけ」
7月に開幕予定の東京五輪。上田のゴールの定理が、メダルの歓喜とイコールで結ばれる。
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